自動車を運転するにあたり、加入することがもはや当たり前となってきている自動車保険のことですので、それならばできるだけ保険料を安くしたいと思うのが人情というものです。自動車保険の保険料を安くするポイントはいくつかありますが、その中のひとつの方法に、自動車の所有台数により、保険料が変化するシステムを利用するという手があります。

これは自動車を2台目、3台目と保有している方が、1台目と同様の保険を2台目、3台目に掛けることによって、割引きがされるという保険会社のサービスを利用したものです。運転する自動車全てに自動車保険を掛けるのが一般的ですから、普通に1台ずつ保険に加入していたのでは、掛かる保険料は大きな額になってしまいます。

そこで、こうした保険会社が提供する割引きサービスを利用することにより、財政的負担を軽くすることが可能になります。割引率は保険会社によって様々ですが、保険会社によっては30%ほどの割引きを行うところも存在しているようですので、自動車を2台、3台と利用する人にとっては、大きな違いが出てくるところだと思います。

また、そうした複数台自動車を保有している人への割引きサービスを提供している保険会社、していない保険会社が存在することから、自動車を複数台保有する方は、そうした割引きサービスが存在しているのかどうかも、自動車保険選びの理由として考慮にいれる必要が出てきます。

さらに1台目と2台目が加入する保険会社が違っている場合であっても、なんらかの割引きが受けられる可能性があります。そうした保険会社も存在しているようですので、自動車を複数台保有している方には注目の割引きポイントになります。

保険を掛ける自動車について、ドライバーの年齢層を明確にすることにより、自動車保険の料金を安く抑えられる可能性があります。例えば、年齢が20代のドライバーに比べて、年齢が40代のドライバーの保険料は安く設定されることが一般的です。これは自動車事故を起こして負傷したドライバーの年齢層別統計において、負傷者が20代に多いことと無関係ではありません。

自動車保険に限らず、どのような保険についても、保険をよく利用するであろう層については、保険料が高く設定されるのが通常です。自動車保険についても、どの年齢層のドライバーが運転する自動車かということにより、保険料が違ってくるのです。

こうした年齢による条件について、自動車保険では、4段階に階級を分けて設定しています。まず、「年齢を問わず担保」があります。「年齢を問わず担保」というのは、ドライバーの年齢を特定しない保険、つまり自動車保険が適応される範囲が全年齢ということになります。

それから、21歳未満のドライバーが起こした事故については、保険金の支払いをしないという条件を設定した、「21歳未満不担保」があります。この「不担保」という言葉は、保険業界用語で、保険料が支払われないことを指します。そして「26歳未満不担保」、「30歳未満不担保」と続きます。

当然ながら、どの年齢のドライバーが自動車事故を起こしても適応される、「年齢を問わず担保」は、もちろん年齢制限のある「21歳未満不担保」や「26歳未満不担保」、「30歳未満不担保」に比べて、保険料が割高になります。自動車のドライバーの年齢が、ほとんど決まっている場合には、こうした年齢に応じた条件を設定することにより、保険料をかなり安くすることができます。

基本的には、自動車保険も他の保険と同様に、交通事故を起こして保険を利用すればするほど保険料が高くなるものです。つまり、安全な車の利用に関係すると思われるいくつかの項目について、条件を達成していれば保険料の割引きが受けられるケースが多くあります。

そうしたことから、自動車の運転性能を高めるような装備や、自動車事故を起こした場合であっても軽傷で済むような装備を充実させた自動車の場合には、利点があります。一例をいえば、エアーバックやABSが、自動車の安全性や、運転性能を高める装備といえます。エアーバックを装備した自動車の場合、装備していない自動車と比べて、事故を起こした際に重傷を負わずに済む可能性が高まります。

ABSはブレーキング能力をコンピュータで制御して、自動車運転の安全性を高める効果があります。これにより、そもそもの事故が発生する可能性が低くなると判断されれば、保険会社にとっても有益なことです。これらはすべて、重大な自動車事故が起きるのを未然に防ぐための役割を持った装備品であると言えます。

このように、仮に自動車事故が発生した場合であっても、重傷とならず、比較的軽傷で済む可能性を高める装備品については、保険会社にとっても事故の保証額を低く抑えることができることから、割引きを行って装備品の推奨をしているのです。自動車保険会社はこうした理由から、これらの装備品を装備し、運転の安全性を計っているドライバーについて、保険料の割引きを行っているところが多くあります。

自動車保険の保険料を安くするために、その他の方法としては、「自動車の走行距離が短い」こと、「無事故」であること等があります。自動車の走行距離が短いということは、自動車事故に遭う確率も低くなります。そうなると、当然ながら自動車保険を利用する確率も減ることになるので、保険料が安くなる可能性が出てきます。

日頃、それほど自動車に乗っていないドライバーは、自動車保険会社に年間走行距離を申請し、走行距離による割引きが受けられるかどうかを問い合わせてみる価値があります。自動車の走行距離が短いという他に、無事故・無違反であるということも保険料の割引きに大きな影響を持ちます。

どちらかといえば、走行距離の短さよりも、こうした無事故・無違反であるということのほうが重要視され、保険料を安くするのに大きな役割を持つかもしれません。自動車運転免許には、5年間無事故・無違反の場合に与えられるゴールド免許という存在があります。この揺るぎない安全運転者の資格であるゴールド免許を提示することにより、保険料を大幅に割り引く保険会社も存在しています。

このように、自動車保険の保険料は、どれだけ自動車事故を起こさないか、という可能性が割引きの肝心な部分になっています。保険料割引きを考えるドライバーは、自分にどれだけ安全運転を続けられる要素があるのかを探し、どのような部分を保険会社にアピールできるかを見直してみることも良いかもしれません。

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